1 窓は夜露に濡れて
都すでに遠のく
北へ帰る旅人ひとり
涙流れて止まず
2 夢は虚しく消えて
今日も闇をさすらう
遠き想いはかなき望み
恩愛吾を去りぬ
3 今は黙して行かん
何をまた語るべし
さらば祖国いとしき人よ
明日は何処の町か